技術論よりも「人」である。『野球が教えてくれたこと』感想
みほうです。🤗
TECH::EXPERT前日になりました。
ただ敢えて言います。
「何も知りません」
復習してみると存外覚えていないものだなと思い、実際の現場で新しく学びなおすつもりで勉強します。実際続けていけるか不安もあります。そこでヒントを得るために読み進めていなかった本を読むことにしました。学び方の知見をプログラミング以外から得たかったためです。
それでは『野球が教えてくれたこと』の感想、書きます。この本は自分が書店の野球コーナーに行って、読んでみたいなと思い買いました。興味のある方は読んでみて欲しいです。
『野球が教えてくれたこと』感想
技術を引き出すのは「心」であり「人」であること、それがこの本で一番言いたいことだと考えています。野球界は理不尽な世界で、少年野球から突出した能力を持ち注目される選手もいれば大学野球に進んでも日の目を見ない選手もいます。著者である栗山英樹監督は野球選手としての才能には恵まれていなかったと感じていたそうですが、子供の頃より父の教えで野球も野球以外のことも学び考え、自分がしてきたことを信じて道を切り開いてきた人だと思いました。
本書は4章構成となっており、
第2章では高校野球の監督への取材&甲子園で活躍した選手が教えてくれたこと
第3章では家庭環境&著者の高校野球での経験が教えてくれたこと
第4章では著者の大学・プロ野球での経験が教えてくれたこと
が綴られています。
監督ひいてはチームの仕事は選手がそれぞれの場所でそれぞれの価値観を持って活躍する、その実現を手助けすることだと感じました。一例として大谷選手には突出した能力があった、それに加えもっと上に行けると信じ突っ走るという信念がずば抜けていた。著者は「二刀流」という課題を与えました。大谷選手は嬉々として課題に向かい、徹底的に考え、結果を出してMLBへと進んだ。生まれ持ったフィジカルというのもありますが、野球が好きで好きで夢中になるというメンタルが課題を乗り越える原動力になっていたということが感じ取れました。この本には他にも中田翔選手、斎藤佑樹選手、清宮幸太郎選手の例が挙げられており、選手を奮い立たせた上でどうやって能力を生かしていけばいいか苦悩していることが綴られています。
目標を達成するのは信念、ミスをした時それを改善できるのは「人」にかかっている。イライラしたり心を乱すのは「人」で負けているからで、「人」を作ることができればどんどん挑戦して成長していける。自分でやるべきことに気づいて思う存分努力することが大切だと学びました。
改めてTECH::EXPERTの話
自分はプログラミングについては未経験です。1週間に60時間集中して教室で学ぶことも前例のないことです。ただプログラミングに思う存分向かっていって糧にしたい、そしてエンジニアになり不便なシステムを改善して世のため人のため役立ちたい、そう考えています。前職では実際に設計したものが人々の役に立つ、それがまるで感じられず辞めました。自分は今プログラミングを学ぶことがベストだと信じてTECH::EXPERTで学ぶことを選びました。ならば信念を持って進むだけです。仮に諦めるとしても万策尽くしてそれでも合わない場合です。
明日のキックオフが楽しみです。どんな人がいるか、自分がどう変わるか。
改めて よろしく!!